Alfie と TimeTree:家族が今使っているカレンダーを動かさない選択肢
家族全員が一つのアプリに予定を入れるなら TimeTree が向いています。予定ごとのチャット、メモ、写真はそちらにしかありません。大人がすでに Google カレンダー、Microsoft 365、iCloud で動いていて誰も移らないなら、Alfie が向いています。仕事のカレンダーを含めて、そのまま家族の一週間になります。
Alfie は私たちの製品です。TimeTree については同社のサイトと公開ヘルプセンターを 2026 年 9 月 13 日に確認し、同社自身が書いていることは言い換えずに引用します。
それぞれの形
TimeTree はグループで参加する共有カレンダーが中心です。作って招待を送り、参加者全員がそこに書き込みます(TimeTree)。
Alfie には移り住む先がありません。各自が今使っているアカウント — Google カレンダー、Microsoft 365 と Outlook.com、App 専用パスワードでの iCloud、任意の CalDAV サーバー — をつなぐと、そこから家族の一週間が描かれます。つないだカレンダーに作った予定は、そのカレンダーへ書き戻されます。Google は 2026 年 9 月に Alfie のアクセスを審査し承認しました。
すでに持っているカレンダーはどうなるか
TimeTree は外部カレンダーを扱えますが、使い方は 2 通りあって、片方が持つものをもう片方が手放します。
表示すると最新に保たれますが、自分だけのものになります。「自動更新されます」、そして「カレンダーを共有しているお相手さまには表示されません」(ヘルプ)。
共有カレンダーへインポートすると家族に見えますが、「自動更新されないので、外部カレンダーを更新をした際は都度インポートする必要があります」(ヘルプ)。内容が変わった予定を入れ直すと、置き換わらずにもう一件増えます。
つまり外部カレンダーは家族に見えるか、最新であるか、どちらか一方です。どちらの経路でも書き戻しはありません。「TimeTreeカレンダーから標準カレンダーへの反映はできません。1件ずつコピー操作をする必要があります」
Alfie は両方向が前提です。カレンダーは元の場所に置かれたまま、Alfie がそこを読み、そこへ書きます。
家族に何が見えるか
TimeTree の共有カレンダーは、そのグループの全員がその中身を見ます。見せたくないものを分けるには、別のカレンダーに置くことになります。
Alfie はカレンダーごとに一度決めます。詳細まで、予定ありだけ、非公開の 3 つです。仕事のカレンダーは最初から「予定ありだけ」で、会議はタイトルのない枠として出ます。家族は 14 時から 16 時まで手が空かないことは分かり、誰との打ち合わせかは分かりません。
アシスタントも同じ設定に従います。木曜は空いているかと聞かれれば埋まっているとは答え、何の予定かは答えられません。週ビューとアシスタントが同じフィルタ済みクエリを通るためです。
子ども
TimeTree では参加する各自にアプリとアカウントが要ります。
Alfie では子どもは保護者が管理するプロフィールで、ログインは要りません。習い事や学校の予定は家族の一週間に出ます。大人になったらそのプロフィールを本人のアカウントに引き継げます。
料金
TimeTree は無料で使え、広告のない有料プランがあります。
Alfie はアシスタントを含めて無料です。のちにアシスタントに毎月の無料枠を設け、それを超える分は月額または使った分のパックにする予定で、変更前に告知します。
どちらが向いているか
全員が同じアプリを入れる前提が成り立つなら TimeTree です。予定ごとのチャットや写真はそこにしかありません。
片方の親の週が会社の Microsoft 365 にあって動かせず、もう片方は Google か iCloud、という家なら Alfie です。誰も移らずに、各自のカレンダーが最新のまま家族の一週間になります。
Alfie を試す。無料で、今のところ Web のみです。